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阿武隈川等水害対策の構築
2023.5.9
阿武隈川等水害対策の構築
近年、地球温暖化の影響による大型台風の発生や集中豪雨により各地で河川の氾濫やダムの決壊、土砂崩れ等の甚大な被害が全国各地で発生しています。
当院の診療圏である安達地方には福島県から宮城県にかけて流れる阿武隈川があります。過去を振り返ると、大雨による河川の増水・氾濫が何度か起き、近隣の住宅が水害に遭っています。私たち災害救急医療部は水害対策のためにこの事業を立ち上げ、阿武隈川が流れる二本松市・大玉村・本宮市の行政や消防本部と協力し、将来起こりうる水害について対策を日頃から協議し、被害を低減できるように備えています。
実績
2019年台風19号が福島県を直撃、阿武隈川が氾濫し本宮市の中核病院が浸水する被害を受けました。当院の災害救急医療部が支援に入りました。
台風直撃前より災害救急医療部内で阿武隈川が氾濫する可能性をいち早く察知し、部署内で情報共有することで水害に備える事が出来たため、迅速な支援を行えたと考えております。