ご挨拶
医療法人辰星会 枡記念病院
看護部長 阿久津 功
看護部取組のご紹介
昨年5月に、コロナ感染症が感染症5類に位置づけされ対応、管理の緩和がされました。しかしコロナ感染が収束した分けでは無く、患者のみならず職員、その家族にも感染しその対応が必要であり、院内クラスター防止の対応を継続しています。
当院は安達地方の急性期医療を担う病院、看護基準10対1の施設として、救急告示病院、DMAT指定・地域災害拠点病院の指定を受けており、当法人の方針『昼夜を問わず、いかなる患者さんに対しても手をさし伸べる』をモットーに、一般急性期病院としての意識を持ち救急・災害医療に対応でき、そして、緩和ケアの医療・看護実践ができる人材育成に努めています。又、平均在日数21日以内を維持するために入退院の調整が必要です。そのため、卒後教育に尽力し卒後教育システムの再構築を図り、管理基準の共有、認定看護師や特定行為研修修了者の育成にも取り組んでいます。今年度も、その役割を強化し医師・看護師の業務軽減、看護師・コメディカル職員の業務拡大に必要な院内外研修の企画を実施しています。又、学んだことを活かせる働き易い職場作りや職員視点の職場環境の提供を目指し、1.休日の提供、年に120日の公休と年休使用、2.夜勤専従者制度の活用、3.夜勤仮眠時間の提供、4.卒後研修制度の確立を強化しています。今後、組織の更なる進展を成すには、このような方針を自主的に活用できる職員の認識が必要であり、それをコーディネートできる看護管理者であることが必須と考えています。職員の皆さんから、より働き易くなったと言って頂けるよう取り組んでいきます。
急性期医療、看護に興味を持ち地域医療に貢献したいと考えている看護職の皆様、一緒に働きませんか?是非、見学に来て頂きたいと思います。ご希望の方は、ホームページの連絡先、メール又は電話で結構ですので、ご連絡頂ければ幸いです。
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1
患者さん中心の看護を展開します。
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医療事故防止に留意し、患者さんの安全安楽な療養を確保します。
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3
チーム医療の一員として、各部門と連携を強化します。
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4
看護職員として、常に自己啓発に努めます。
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1
救急・災害対応ができる又、緩和ケアを提供できる人材育成ができる。
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2
院内外の教育体制の充実を図ることができる。特に、個々の看護職員がクリニカルラダーを理解し活動できる。
先輩からのメッセージ
患者さんの元気になる様子が
日々の業務のやりがいに
繋がっています
令和4年度入社 3階西病棟
長谷川 祥子
DMATに憧れ、災害医療に力を入れている枡記念病院に就職し早1年が経過しました。
配属された脳神経外科病棟は、超急性期から慢性期の患者さんまで幅広く、日々圧倒される毎日でした。しかし、先輩方の熱心なご指導、サポートのおかげで少しずつ出来ることが増え、今では自信を持って患者さんのケアに携わることが出来ています。
脳神経外科病棟で働く中で、患者さんの状態が少しずつ良くなっていく様子や、少し前まで出来なかった事が出来るようになっていく様子を間近で支えられることが日々の業務のやりがいに繋がっています。
これからも自分自身の目標に向かって患者さんのためにより良い看護が提供出来る様、努力して行きたいと思います。
尊敬できる沢山の先輩方の元で
働くことが出来ることが嬉しい
令和4年度入社 4階東病棟
狩野 美優
入職して脳神経外科病棟に配属されてもうすぐ2年が経過します。脳神経外科病棟は急性期であり、想像以上に多忙かつ覚えることが沢山あり最初はとても大変でした。しかし、プリセプターや先輩方に1からご指導いただき、少しずつ出来る事が増えていきました。分からない事を聞きやすい雰囲気があり学びやすく、沢山のことを教えていただき、分かる事が増え、それが自信に繋がりました。
また、患者さんが少しずつ元気を取り戻していく姿や、治療やリハビリに励み、出来なかったことが出来る様になっていく姿に私も励まされ、その入院生活を支えられることにとてもやりがいを感じています。
最初は、忙しく重症度も高い脳神経外科病棟に配属された事をプレッシャーに感じてしまっていた部分も少しありましたが、現在はこの病棟で、尊敬できる沢山の先輩方の元で働くことが出来ることを嬉しく思います。これからも先輩方にご指導いただき、チームの一員として更に知識、技術のある看護師を目指していきたいと思います。
配属当初に学んだ日々の
振り返りノートやメモは
今でも活用
令和4年度入社 3階西病棟
菅野 純佳
入社してから約二年が過ぎました。循環器病棟に配属され、最初は覚えることや、学ぶことが多かったです。そのため日々の振り返りノートを書いたりして、学んだことをメモしていました。いまだにそのメモは活用しています。
私は通勤に時間がかかり、早起きしなければならないのですが、特に冬は暖かい布団が起床の妨げになり、なかなか起きられません。しかし、ナース服に着替えることで、スイッチが入り、気持ちを切り替えて、業務に励んでいます。病棟では、高齢の患者様と接することが多く、折り紙、塗り絵など一緒にしたり、お話をしたりして接することが楽しく、やりがいにつながっています。
もちろん息抜きもしています。モチベーションを上げるために休日は、愛猫をかわいがりながら、のんびりお昼寝しています。ほかに、自宅で映画鑑賞や友人と出かけたり、ゲームをしたりしてリラックスしています。
身についた学びは、忘れることがないと思います。しかし、日々新しい知識が増えていくため、小さな気づきを見逃さず励んでいきたいと思います。
先輩方から丁寧な指導により
できることが増えていく
喜びを感じています
令和5年度入社 3階西病棟
渡辺 明希
枡記念病院へ就職し一年が経ちました。生活面では、就職と同時に一人暮らしがスタートし、最初の数ヶ月は生活に慣れる事に精一杯で実家が恋しくなることもありました。しかし、最近は一人暮らしの楽しさを噛み締めています。
仕事面では、入院による環境の変化は患者さんへのストレスとなり様々な影響を与えていると感じる場面が多くあり、治療による入院生活の窮屈さから、治療に積極的になれない患者さんがいました。この患者さんに対して、窮屈さが軽減されるよう周囲の環境を整えたり、出来ることを提案したりしました。これにより、何も出来ないと思っていた窮屈さが緩和され、患者さんから「ならよかった。ありがとう。」と言う言葉を聞くことが出来ました。関わりとしては小さな事ですが、入院生活を少しでも明るい物に変化させ、治療に専念できる環境を提供することに繋がると学びました。
様々な医療機器や治療方法など、初めて目にするものも多く戸惑うことや不安でいっぱいでした。しかし、病棟の先輩方から丁寧に指導していただき、就職したての頃と比べできることが増えていく喜びを感じています。今後も先輩方からご指導をいただきながら日々勉強を重ね、より良い看護を提供できる看護師を目指して努力してきたいと思います。
信頼できる先輩方とのチームワークと日々の積み重ねを大切に
令和5年度入社 3階東病棟
菅野 汐里
整形外科病棟で働き1年が経ちました。急性期で手術も多いため、多忙な毎日を過ごすことに圧倒され、本当にできるのかと不安でいっぱいでした。しかし、病棟スタッフの先輩方の一つ一つ丁寧な指導で、経験したことのない技術がある時はその場に入れるように工夫してくださったり、自信がない時はそばで見守り、時には実際にやって見せてくださったり、とても心強く安心して業務にあたることができました。また、先輩方は私を気にかけて「大丈夫?」と声をかけてくださり、気軽に相談できる環境がありました。そのお陰で、不安もなくなり少しずつ自信をもってできるようになったと思います。
沢山の患者さんと関わり、患者さんからの感謝の言葉や笑顔、リハビリをして杖や歩行器なしで歩けるようになった姿をみることで、私自身も元気づけられ、やりがいを感じています。まだまだできないことも多くありますが、先輩方のご指導を頂きながら、沢山のことを学び看護師として成長していきたいと思います。
わからないことは「わかりません」
と言える環境が整っています
令和5年度入社 4階東病棟
渡邊 未久
新人看護師として働き始めて学生時代とは違う責任の重さがありますが、その分自分は看護師であると実感でき、とても充実しています。
通勤に約1時間かかるため学生の頃よりもずっと早くに起きて家を出ていたり、慣れない生活が始まり最初は緊張と不安でいっぱいの毎日でした。しかし病棟の先輩方が優しく指導して下さるおかげで、毎日楽しく仕事をすることができています。また、わからないことは「わかりません」と言える環境が整っているので、働きやすく自信を持って患者様と関わることができています。
まだまだわからないことが多く悩むこともありますが、毎日の復習を大切にしてこれからに繋げていくことができるように知識・技術の習得に向けて頑張りたいと考えています。
根拠のある答え方ができるよう
自分自身の知識の習得も
頑張ります
プリセプター 3階西病棟
渡邉 夏輝
循環器科病棟で働き始めて3年が経過しました。循環器科病棟ならではの看護に加えて、他科の患者さんも多いため日々学ぶことが多く勉強の毎日を過ごしています。
私たちの病棟では、新人看護師を病棟のスタッフ全員でフォローしてきました。その中でも、私自身まだまだ未熟ですが、後輩に自分が学んだ知識や技術を教え、また私自身1年目の頃は何事に対しても不安が大きかったため、後輩には精神面でサポートできるよう積極的にコミュニケーションを取るように心がけていました。根拠のある答え方ができるよう、日々の自分自身の知識の習得も怠らないようにしていきたいと思っています。
また、仕事にも慣れ、プライベートでは年に数回旅行に行きリフレッシュすることができ、仕事とプライベートの両立ができています。日々忙しい現場ですが、そんな中でも気配りを忘れず、信頼できる看護師へと成長していけるよう心がけたいと思います。これからも患者さんにより良い看護が提供できるよう努めていきたいです。
新人看護師指導は自分自身も
正しい知識を身に付けなければならなので
改めて学習し直す良い機会
プリセプター 3階東病棟
神野 葵
新人看護師は、実習とのギャップや慣れない人・業務などの環境で戸惑うことも多いかと思います。私自身も新人の頃に悩んだことが多くあり、「自分だったらこうして欲しい」を意識しながら指導に当たりました。根拠を踏まえ、分かりやすい指導をするには、自分自身も正しい知識を身に付けなければならないため、改めて学習し直す良い機会となりました。
また、スタッフ同士コミュニケーションがとりやすい環境を作るために、ミニカンファレンスでの意見交換を積極的に行いながらチーム作りをしました。看護を提供する上で悩んだことや実施したいケア、知識の共有に努め、お互いの看護観を尊重しながら看護が実践できるようになったと感じています。今後も患者さんにとって良い看護が提供できるよう、一緒に成長していきたいです。
なかなか機会のない技術に関しては
チーム全体でも呼びかけを行ない達成
プリセプター 4階東病棟
川口 朱音
私は初めてプリセプターとして新人教育に関わりました。最初はプリセプターとしてどのように関わりをすればよいか模索し、チームリーダーに相談し、アドバイスをしてもらいながら関わり、教えることの難しさを痛感しました。同時に、教えるにはまず自分が知識を持っていないといけないと、ネットで調べたり、先輩から教えてもらったりと勉強に励むことができて、自分の知識の向上にも繋がりました。
プリセプティは技術のチェック表を進めるにあたり、自分から積極的に取り組んでいました。なかなか機会のない技術に関しては、チーム全体でも呼びかけを行ない、達成することができました。
プリセプターを経験させて頂き、教えることの難しさと教えるだけでなく、自分のスキルアップにも繋がっていることがわかり、私自身の学びを得ることができました。
一年間プリセプターを努めてきましたが、これからも一緒に学んで、よりよい看護を提供できるよう頑張っていきたいと思います。