取り組み。messae

院内急変対応に関する取組

当院は、安達地方の急性期医療を担う病院として救急患者を受け入れています。

そのため、心肺停止状態で搬送される患者や院内での予期せぬ急変に迅速に対応できる人材育成を目標とし、日本ACLS協会主催の研修を受講してきたスタッフが中心となりACLS(二次救命処置)資格取得者会が発足されました。

日頃から救急に携わる医療従事者として、BLS(一次救命処置)・ACLS(二次救命処置)に対する意識を持ち、高度な処置法を身につけ、如何なる状態でも冷静且つ迅速に対応できるよう院内研修を定期的に開催しています。高い能力を持つチームが早期に介入することで、一人でも多くの命を救えるような人材育成を目標に私たちは活動しています。

ACLS資格取得者会 責任者 佐藤 広子

がん緩和ケアへの取組

がん患者さんとそのご家族が、がんと診断されたときからがんサバイバーとしての人生を歩み始め、これまでの人生設計を変更せざるを得ないことも多くあります。サバイバーシップを歩む中で悩み様々な苦痛や不安を抱えて過ごされておられると思います。

当病院では、がん患者さん、ご家族の全人的苦痛(身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペイン)を緩和し、その人らしい人生を歩むことができるように支え、寄り添える医療を目指します。

がん緩和ケア運営会では、緩和ケアの普及と充実を図るために、運営会内での勉強会、院内ケア研修会等を行い、緩和ケア教育と人材育成を行います。

がん緩和ケア認定看護師 一本 志津華

看護力を推進するための取組

臨床看護推進室は、臨床看護の質を向上させるために看護師の喚語力向上に取り組んでいます。

メンバーは診療看護師・認定看護師・特定行為研修終了看護師・NST専門療法士と総勢8名で卒後教育に取り組んでいます。コロナ禍で今までの倫理観・価値観が変わるなか、学び方の方法を変えながら柔軟な発想と学びたいときに何時でも学べる環境の整備に取り組んできました。

クリニカルラダー教育で分散教育、集合研修を実施しeランニングも取り入れラダー別に学びたいときに学べる環境です。「学ぼう」「向上しよう」という人の周りには「良き友」が集う その「良き友」の中で人間は「磨かれる」高みを目指す。真実の疣状はその努力の実りを何倍にもしてくれます。切磋琢磨できる看護部です。

臨床看護推進室 國分 栄久子

臨床看護推進室の活動内容と目標

  • 1

    認定看護師の活動を支援評価

  • 2

    看護師の業務軽減 問題点の抽出(業務改善検討会)

  • 3

    リハビリ職員への喀痰吸引研修企画・実施へ向けた体制・マニュアルの構築業務委託

  • 4

    看護職員(ラダー別の研修の企画、開催)各部署の特性を活かしたラダー教育

  • 5

    緩和ケア認定看護師・皮膚排泄ケア認定看護師の在宅への訪問

  • 6

    院外教育・患者教育を通して地域連携を図り、切れ目のない医療の提供を構築

医療法人 辰星会枡記念病院
〒964-0867 福島県二本松市住吉100番地FAX:0243-22-3680