部署紹介 ME科

ME科の主な業務

当院では常勤1名の臨床工学技士が在籍しており、主に院内使用の医療機器の効率的な運用の補助、保守点検、管理などを行っています。
病院の医療機器安全管理責任者としても力を発揮し、医療機器の適切な使用を呼び掛けています。
多数ある院内の機器の軽微な故障は自分たちの手でできる限り対応しています。
また、主に看護師を対象とした医療機器の正しい使用の為、定期的な研修会を開催しています。
特に新しい医療機器を購入した場合の研修会の開催は必須となっています。
さらに、入社する新人看護師向けに基礎を重視した研修会も開催しています。

院内研修会の様子
医療機器の点検
実技の研修会も行います

内視鏡検査の補助・機器管理

消化器内視鏡技師の資格も有し、検査の補助や内視鏡の機器管理も行っています。
2017年には最新機器を購入し、内視鏡専門医も配置され、内視鏡検査部門を強化いたしました。
内視鏡検査は処置具等も取りそろえ、様々な病態に対応できる様に準備しています。

さらに詳しい内容は内視鏡室のページに記載されています。詳しく見る

在宅治療用医療機器のデータ解析

その他、在宅治療を安心して行えるよう、患者さんと医療機器メーカーとの橋渡し的な役割を担っています。
例えば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんが自宅でCPAP機器を不安なく使えるように、毎月の外来通院時に睡眠中の
データを解析して医師の診断の手助けをしています。

アフェレーシス分野にも対応

アフェレーシス分野にも対応可能で、特に当院では腹水濾過濃縮再靜注(CART:カート)という体内から細菌やがん細胞が含まれた腹水を取り出し、特殊な膜を用いて体に不要なものを捨て、さらに水分を濃縮し体内へ点滴で戻すという治療も行っています。
難治性腹水でお困りの方は当院医師にご相談ください。

さらに詳しい内容は旭化成メディカル『CARTをご存知ですか?』に記載されています。詳しく見る

臨床工学技士とは?

臨床工学技士はメディカルスタッフの一職種であり、現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストです。今後益々増大する医療機器の安全確保と有効性維持の担い手としてチーム医療に貢献しています。
臨床工学技士の制度が出来たのは比較的新しく、1987年に制定されました。
臨床工学技士になるには定められた学校を卒業し国家試験に合格する必要があります。
1987年5月に制定された「臨床工学技士法※」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格です。
(※公布 昭和62年6月2日、施行 昭和63年4月1日)

医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする医療機器の専門医療職種です。医師をはじめ、看護師などと共に医療機器を用いたチーム医療の一員として生命維持をサポートしています。

【詳しくは】公益社団法人日本臨床工学技士会 詳しく見る

当院での主な管理機器

人工呼吸器

生命維持管理装置の一つであり、呼吸の代替、補助を行います。
安全性を高めるため定期的に点検を行い、緊急時に対応できるよう準備をしています。
24時間オンコール体制で対応しています。
メーカー指定の講習会に参加し、メンテナンスのライセンスを所持しています。

輸液・シリンジポンプ

点滴や輸血などを正確な量を時間通りに注射するのを管理する医療機器です。
極めて少ない誤差で注射を行うには、定期的なメンテナンスが非常に重要になってきます。患者さん使用後にはきれいに掃除をし、すぐに使用できる様にメンテナンスしています。
メーカー指定のメンテナンスのライセンスを所持しています。

生体情報モニタ

患者さんの生体情報(心電図、脈拍、呼吸数、酸素飽和度など)を表示する医療機器です。その情報を無線でナースステーションに送信し、一括でモニタリングすることにより、看護師は患者さんの状態を常に確認することができ、急変時に迅速な対応が可能になります。

除細動器

心室細動等の重篤な状態の際に使われる機器です。電気ショックにより心臓を通常の拍動に戻します。緊急時に使われることが多いため、日々のメンテナンスが非常に重要になってきます。院内にはAEDも複数台設置しており、緊急対応できるようにメンテナンスを行っています。

そのほか、心電図、内視鏡装置、パルスオキシメーター、血圧計など医療機器の大小を問わず全般的に保守管理、点検を行っています。